株価は約10年間で、約100倍にまで高騰
レーザーテックは「グローバルニッチ戦略」を採っています。マーケットを世界に求め、大手が参入しにくいサイズのマーケットで、かつ、中小企業にはノウハウや技術の点で参入が困難なニッチマーケットに注力しています。
強みは、社員一人当たりの売上高が1億3469万円、同営業利益が4842万円という高付加価値の事業を展開している点。5G対応のスマートフォンをはじめとする通信機器のほか、クラウドサービスの拡がりによるデータセンター向け半導体の高水準の需要が続いており、今後も事業の成長が見込まれます。
レーザーテック株価の年間高値は、2013年は376円、2014年は362円と低迷を続けてきましたが、業績の伸びに伴って、2017年は1590円、2020年は1万2200円と上昇し、2022年1月4日には3万6090円と約10年間で約100倍にまで高騰。現在は2万円前後で推移しています。
(こたつ経営研究所)