「飲み会を嫌っていた世代が今、管理職になっている」
若い世代からはこんな意見が。
「私は20代ですが、ここ数年、飲み会の文化が廃れてきて1人時間が増えたおかげで勉強もはかどります。ありがとう」
「もうすぐ27です。おじさん達と酒飲むより、家に帰って動画見るほうが楽しいので忘年会は必要ありません」
中堅世代以上からも「もう必要ないのでは」という意見が多く寄せられた。
「会社の忘新年会って、まだ日本が貧しかった時代に、その時だけは会社の費用でおいしいものを飲み食いして、暮らしを守るための集団としての親睦、結束を深め、慰労するという意味合いがあったものなのではないか。(中略)
コロナ禍は、会社の側にとっても、社員の側にとっても、この因習とも言える行事をやめるいい機会になった。復活しないことを願っている社員の人も多いことだろう。『今の若い人は、飲み会に来ない』というような言い方もあるけれど、そんなこと、『新人類』なんて言われたバブルの頃からすでにあったことだと思う。ということは、今の管理職の人たちも既に若い頃はそういう付き合いを面倒くさがっていた世代だということ。要するに、必要なくなったのでしょうね」
「今年還暦迎えたけど、飲み会で嬉しそうな人はすべて自分よりも年上だった。自分よりも下はさほど楽しそうでなかった。つまり、会社を構成する人間のほとんどが、ついに飲み会がそんなに好きでない人になったのだ」
そうしたなか、飲みニュケーションではないコミュニケーションのあり方が必要だという意見も――。
「昔いた会社は酒好きが多く、仕事の能力は関係なく本当に飲みニケーションが昇進に必要なツールだった。コロナ渦に転職して、新しい会社では歓迎会含めて飲み会は一度もやっていないが、問題なく周りとコミュニケーションを取れて業務が行えている。普段仕事で関わらない部署の人とは、ディスカッションするタイプの研修で同じグループになると、すごくいいコミュニケーションが取れて仲良くなれる」
「会社以外でも人間交流は求めればできますよ。ただ世間を知らない会社の同僚たちで飲み会やっていても成長しないのではないでしょうか。私は無駄な時間と判断しています」