大人の学びは「自分が学んでみたい」ものを
大人の学びは、必ずしも「今の仕事に直接つながる」ものでなくてもいいと思います。「興味があること」「やってみたいこと」など、「気になることに興味を持ってみること」からでいいのではないでしょうか。
たとえば、何となく知っているけど、よく知らないことを改めて調べてみるのも面白いかと思います。
数年前から、「サステナブル」「SDGs」といったフレーズを耳にしたと思いますが、実際に理解をしたうえで生活に取り入れている人はそこまで多くはないでしょう。もし、改めてSDGsに興味を持ったとすれば、企業のSDGs取り組み事例を調べたり、そこから私たちがどう行動したらいいのか実際に体験してみたりとすると、楽しみながら自分の中に入っていきそうです。もしかしたら、そういったサービス、仕事に関わることになるってこともあるかもしれませんよね。
私が、学生の頃はまったく興味がなかった歴史について、大人になったら多少興味が湧いてきました。先日、飛鳥時代の名前の由来になった「明日香村」にいった際に、「飛鳥」と「明日香」となぜ漢字が違うのかなども気になってきました(「飛鳥と明日香、なぜふた通りあるのか」など興味がある人はぜひ調べてくださいね)。
興味は湧くと調べて理解が深まるものです。古墳の見学もすごく楽しめて、発掘作業の技術の進歩などにも興味が湧きました。テストのための学びではないので、楽しみながら情報が頭に入ってくるのですね。