イギリス新首相リシ・スナク氏の手腕はいかに?【馬医金満のマネー通信】

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   みなさん、こんにちは。馬医金満です。

   今回は、2022年10月25日に就任したイギリス新首相の今後の政策、特に経済政策についてまとめようと思います。

   イギリスのリズ・トラス首相が、就任からわずか45日目の10月20日に辞任を表明後、リシ・スナク元財務省が与党・保守党の党選挙で勝利し、新首相になりました。

税金関係の動きに注目

   スナク氏は4日間という短期の党首選の期間中、政策公約を一切明らかにせず、演説をすることも、メディアのインタビューにも応じることもなく、かなり異例の選挙となりました。

   また、直前まで、前首相のジョンソン氏の動向が注目されていたため、バタバタしていた印象です。

   同氏の経済政策としては、トラス氏が主張した即時の減税を「おとぎ話」の経済学だと一刀両断にし、インフレを押し上げると主張しています。

   特に減税政策については、政府の借り入れコストが上昇と警告しており、まずはインフレの抑制を優先すべきと発言しています。

   また、財務相だった時には、国民保険料を1.25%引き上げており、小さな政府を掲げている政治家だといえます。法人税に関しても引き上げるとのことで、税金関係でイギリスはさまざまな動きがあるのではないか、そこが注目のポイントとなっていくでしょう。

   ではまた!(馬医金満)

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