ポンド円は「黒字」、米ドル円は「赤字」も...「損害を最小化する良い判断できた」(同志社大学 岩瀬颯汰さん)
●今週の相場の振り返り
今週(10月17日週)は20日にトラス英首相の辞任公表、21日に政府・日銀による7円規模での円買い・ドル売りの為替介入が行われた週末にかけて、相場が大幅に動いた一週間となりました。
●実際の取引
今週は、ポンド円と米ドル円の2ペアでの取引となりました。
ポンド円では20日のトラス英首相の辞任公表を受け、所得税の最高税率の引き下げや法人税の引き上げの凍結など、大型減税政策の撤回。そして、減税政策の継続によるポンドの不安定さが改善されるとの見通しから、ポンド買い優勢となっていたので、3ロットでロング(買い)しました。
米ドル円は20日に1ドル=150円に達してから、150円付近で留まっていましたが、21日午後に151円に到達。ロング(買い)傾向が継続する動きを見せ始めたことに加えて、日銀による円買い・ドル売り介入がしばらくきていなかったことから、3ロットでロング(買い)しました。ただ、1ドル=152円に差し掛かるあたりで、ショート(売り)傾向となってしまったため、損切りする結果となりました。
●所感
今週はポンド円での取引で黒字、米ドル円での取引で赤字となりました。米ドル円は赤字ではあるものの、僕が損切りした約2時間後に大規模な日銀による円買い介入があったことを加味すると、結果論とはなりますが、損害を最小化するにあたって、良い判断ができたと思っています。
●取引状況
前週からの損益 プラス1万5060円
10月21日現在 213万8187円
◆ゆかてぃんのワンポイントアドバイス
ポンド円はしっかり情報をキャッチしてトレードに反映させて勝てたのはお見事でした。
ドル円は危なかったですね。この金曜日の大きな下げは突発的で予測不可能でしたし、そこに捕まらずに逃げられたのはファインプレーでした。
21日(金)の動きから為替介入が大規模だったとの噂もありますが、WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)のFRB番記者ニック氏のリーク記事発表のタイミングでもあり、その影響も大きく、リスクオンの動きも見られました。
記事は、FRB(米連邦準備制度理事会)ボードメンバーからは今まではタカ派意見しかなかったのですが、今回は12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げ幅縮小についての議論が出ている、といった旨でした。この要因も大きいのでは、と個人的に考えています。
また、今週の日銀金融政策決定会合や来週のFOMCと大きな材料が続きますが、引き続き突発的な動きに注意しながらトレードしていきましょう。
FXは高校時代から独学で学んできており、このたびは自身の実力を試したく、このFX大学対抗戦に臨んでいます。不束者ですが、よろしくお願いします。
※今週は取引をお休み(一橋大学 チームMegis)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10 月21日現在 90万5670円
林檎
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。ファンダメンタルズ分析を基に株式投資を行っており、FXはまだ初心者です。モラトリアム実践中! 経験が浅いFXでは試行錯誤が続くことと思いますが、みなさんに成長していく姿をお見せしたいと思っています! よろしくお願いします!!
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。FXの経験はまだ浅いのですが、この一年を通してさまざまなことを吸収し、成長していきたいと思っています。テクニカル分析に興味があります! 1年間よろしくお願いします!
◆◆アドバイザーのプロフィール
得意な通貨はポンドで、最近は仮想通貨も取引。
ツイッター @fx_yukatin
CXR投資チャンネル https://www.youtube.com/channel/
100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール
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学生投資連合USIC
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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