予測不可能な時代でも「目の前のことに集中する」! それこそが、キャリアの道を切り開く冴えたやり方【ひろ子ママの教訓 その127】

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   きょうは50代のSさんがいらっしゃっています。

「予測不可能な時代には、これまでの成功体験や経験は通用しないと言われています。私は恥ずかしながら明確にやりたいこともなく、目の前のことに向かっていたら、今のポジションになっていたというような感じですね。これからのキャリアは、どのように歩んでいくのがいいのでしょうかね?」
  • 変化に対応しながら、集中して取り組むことが大事、というお話!
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「明確なキャリアパス」が描きにくい時代

お悩み中

   終身雇用が一般的だった頃は、5年、10年後のキャリアパスが描きやすい時代でした。しかしながら現在は、1年先、半年先がどうなっているかも、なかなか想像ができない時代になりましたよね。

   ここ数年は、コロナ禍、円安、物価の高騰など、私たちも身を持って変化を体験したように、在籍している会社も、数年後はどうなっているかも分からない時代でもあったりしますよね。

   そこで、スタンフォード大学のクランボルツ教授らが提唱した「計画的偶発性理論」を紹介します。この理論では「キャリアの8割は、偶発的な出来事で決まる」とされています。

   「キャリアパスを描かずに、偶然に身を任せればいいの?」とも捉えられそうですが、そうではありません。キャリアパスを明確に描くのではなく、狭めすぎないようにすることで、キャリアが開かれていくということを指しています。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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