マツダとホンダ、11月にファンイベント開催...楽しみすぎる見どころは? モータースポーツ通じて「クルマ」の魅力伝える

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   マツダとホンダが2022年11月、メーカー主催の大規模なファンイベントをそれぞれ開く。いずれもサーキットを会場にモータースポーツを通じ、クルマの楽しさを伝えるコンテンツが満載。とりわけマツダはユーザー参加型の耐久レースなどがあり、ファンには見逃せない内容となっている。

  • 「MAZDA FAN FESTA 2022 IN OKAYAMA」(マツダのウェブサイトより)
    「MAZDA FAN FESTA 2022 IN OKAYAMA」(マツダのウェブサイトより)
  • 「MAZDA FAN FESTA 2022 IN OKAYAMA」(マツダのウェブサイトより)

マツダ、ナンバー付き自分のクルマで参加できるレース企画!

   マツダは22年11月5、6日、岡山県の「岡山国際サーキット」で「MAZDA FAN FESTA 2022 IN OKAYAMA(マツダファンフェスタ2022イン岡山)」を開く。

   注目すべきは、マツダユーザーがナンバー付きの自分のクルマで参加できる耐久レースをはじめ、子供から大人まで家族で楽しめるイベントがあることだろう。

   耐久レースは「2時間半、給油なしでいかに長い距離を走れるか」を競うもので、マツダのクルマであれば、ノーマルカーでもチューニングカーでも参加できる。

   「マツダファン・エンデュランス」(通称「マツ耐」)と呼ばれるこのレースは、全国のサーキットで年間6戦行っているが、第5戦の岡山ラウンドをファンフェスタと合わせて行う。

   マツダによると、「速さだけでなく、燃費やクルマ、ドライバーのコンディションを意識して戦うのが耐久レース。速くても燃料を使いすぎるとガス欠でゴールできず、速いクルマ、ドライバーが有利とは限らない」のがレースの醍醐味だ。

   この耐久レースは1人で参加することも可能だが、4人のドライバーが交替しながら、2時間30分を戦うことができる。「仲間と作戦を考えてワイワイ参加するのも、楽しみのひとつ」という。

   このほか、ロードスターのワンメイクレースのスタート位置に小学生が立ち、ボードを掲げて選手たちを誘導する「レースサポーター体験」や、参戦車両の助手席に小学生が乗ってパレードを行うパレードランもある。

   残念ながら、マツダファンイベントのマツ耐やレースサポーター体験などは10月16日に参加申し込みが締め切られている。

   しかし、「グランツーリスモ」でタイムを競う「eスポーツ体験」や、2~6歳の子供が「ストライダー(ペダルのない自転車のような幼児用の乗り物)」でタイムを競うタイムトライアルなど、当日受付のイベントもある。

ホンダ、F1世界王者フェルスタッペン選手&角田裕毅選手が駆けつける!

「Honda Racing THANKS DAY 2022」(ホンダのウェブサイトより)
「Honda Racing THANKS DAY 2022」(ホンダのウェブサイトより)

   ホンダは11月27日、栃木県の「モビリティリゾートもてぎ」(旧ツインリンクもてぎ)で「Honda Racing THANKS DAY(ホンダレーシングサンクスデー)2022」を開く。ホンダのファンイベントは14回目、リアル開催は3年ぶりとなる。

   今回は、ホンダがエンジンを供給するF1チーム「Oracle Red Bull Racing(オラクル レッドブル レーシング)」のマックス・フェルスタッペン選手、セルジオ・ペレス選手のほか、同じくF1チーム「Scuderia AlphaTauri(スクーデリア アルファタウリ)」のピエール・ガスリー選手、角田裕毅選手が参加する。

   参加するF1現役ドライバー4人のうち、注目は今シーズンのF1で2年連続の世界チャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペン選手と現在、日本人唯一の参戦ドライバー、角田裕毅選手だろう。

   角田選手は10月7~9日、三重県の鈴鹿サーキットで開かれたF1日本グランプリに日本選手として8年ぶりに参戦。惜しくも入賞を逃し、13位となったが、今後の活躍が期待されている。

   会場では、角田選手はじめ国内外の二輪・四輪レースの選手とレーシングマシンがデモ走りを披露する。ホンダは「多彩なコンテンツで、子どもから大人まで幅広い皆様にサーキットで非日常的な体験を提供したい」と話している。(ジャーナリスト 岩城諒)

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