岸田内閣「新しい資本主義」の追い風は吹くか
スローガンの株価は、2022年3月28日に2100円の年初来高値を記録しましたが、10月12日の第2四半期決算で、主力サービスの「Goodfind」の受注高が予想を下回る進捗であるとして、下方修正を発表しました。
これを受けて株価は急落、10月14日には1000円を割り込みました。
2022年2月期の有価証券報告書によると、スローガンの顧客数(社)と顧客単価(千円)は、2020年2月期の491社/29万7000円から、2022年2月期の464社/30万5600円と、伸び悩んでいるのが実情です。
その一方で、岸田内閣が掲げる「新しい資本主義」の中で言及された「スタートアップ創出元年」が、スローガンの事業領域である「新産業領域」「スタートアップ・ベンチャー企業」に追い風を吹かせるのではないか、と期待する見方もあります。
(こたつ経営研究所)