「親として、妻として、夫として、何かを変えることが必要」
――たしかに、まだ小中学生の子どもたちのことが心配ですね。
川上敬太郎さん「もちろんお子さんのことは大切ですが、お子さんを優先して投稿者さんが自分を犠牲にすることが望ましいとも思いません。また、夫には夫の言い分もあるのかもしれません。
投稿者さんも夫も、お子さんたちも、いまの状態が幸せだといえるのかどうか。投稿内容からは、幸せな印象は受けません。何かを変えることが必要なのだろうと感じます。
誰のために何を変えるのか。親として、妻として、夫として、それぞれのお立場から考える必要があるのではないでしょうか。そして、お互いの気持ちを一方的な思い込みで決めつけてしまうことなく、自分が気づかなかった思いや事情があるのかもしれないという前提に立ち、ご夫婦がじっくりとお互いの話を聞き合う場を持つことが大切なように思います。
そのうえで、家族全員にとって最善で、より幸せになれる選択をしていただきたいと願います」
(福田和郎)