「ニュース・教育」と「ドラマ・スポーツ」...2分割のアイデア
また、NHK改革についてさまざまな批判や疑問、そして要望が寄せられた。
「本来の目的に沿った放送をするのであれば、多チャンネルでなくてもよいはずだし、民間と張り合ったようなドラマやバラエティーに多額の製作費を投じるのはおかしなこと。デジタルアーカイブとして残していくことに意義があるような、文化的や教育的な番組が公共放送の真の姿ではないでしょうか。その球団のファンしか見ない野球の放送などはおかしいです」
「テレビ黎明期の役割は果たした。よくやった。しかし、現在NHKの存在意義を考えると、商業放送ではできない(利益が出ない)が、必要な放送をすること。例えば、ニュース・政府や自治体の広報・国会中継・教育・災害関連・伝統文化・などなど。娯楽番組は民放に任せればいい。これなら、是非はともかく税金で運営することも視野に入る」
「東京のキャスターが世界に飛んで、現地から報告しているニュース番組に出くわすたびに、現地に派遣されている人にどうして担当させないのだという疑問が湧く。駐在員のほうが当地事情に詳しいし、ワザワザ派遣の費用がかからない。経費の無駄遣いだ」
「NHKなんて見ない、見ないと言っている人でも、例えば災害で家無しになった時にも民放からしか情報は取らないのだろうか? そう考えると、どう考えても今の1パッケージではなくて、分割したほうがよいと思う。1つはニュースや教育を届ける放送。これは税金を使ってでも国民全体で維持すべきではないだろうか。もう1つは五輪中継、大河や芸能人が出るような娯楽的な番組。こちらは選択した人のみ見られるようにすればよい」
「『NHKオンデマンド』で金をとるのは即刻やめて頂きたい。完全な二重取りなので、(中略)受信料を支払っている人に対して無料で開放すべき」
「スクランブル化した場合、個人的には現在のオンデマンドのほうに切り替える。NHKでも、すべての放送を視聴するわけではないので、それで十分だと思います。(中略)値下げではなく、スクランブル化が可能なシステムが既にあるわけだから」