2026年までに「富士モータースポーツフォレスト」を整備...周辺には温浴施設、レーシングチームのガレージなども開設
富士山麓に位置する富士スピードウェイ(FSW)は、国際格式のレースが行われる日本を代表するサーキットだ。トヨタが三菱地所、大成建設と並びFSWの大株主となっており、トヨタ関連の施設が集積するホームグラウンドとなっている。
トヨタは今回オープンしたホテルと博物館のほか、周辺に温浴施設やレーシングチームのガレージなどを開設し、2026年までに「富士モータースポーツフォレスト」として整備する計画だ。
トヨタの豊田章男社長は「自動車産業の発展にモータースポーツは不可欠だ。多くの人に楽しんでいただける素敵な森になるよう大切に育てていきたい」と話している。
博物館は当面、混雑が予想されるため、予約が優先となる。チケットはオンラインで予約でき、18歳以上は平日1600円、祝休日が1800円。窓口で購入するよりいずれも200円安く、「事前予約がお薦め」という。(ジャーナリスト 岩城諒)