年々増えるサイバー攻撃から日本を守れ! FFRIセキュリティは買いだ【企業分析バトル 愛知工業大学】

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   愛知工業大学の「AIT 株式研究会 ~Beckoning Cat~」です。勝直輝、柴田琉司、パーシー・スレッジ、junjunの4人で、今回のカブ大学対抗戦に参加しています。銘柄選定は4人で知恵を絞って行っていきたいと思いますが、記事作成についてはローテーションで担当させていただきます。今回も前回と同じく柴田琉司が担当しました。

   まず、7月に購入したオリエンタルランド(4661)についてです。株価が2万円を下回ったため、8月29日に売却し、利益を確定しました。利益は17万7000円です。

   さて、9月は東証グロース株市場に上場する「FFRIセキュリティ」(3692)を購入しました。

  • 年々増えるサイバー攻撃から日本を守れ!(画像はイメージ)
    年々増えるサイバー攻撃から日本を守れ!(画像はイメージ)
  • 年々増えるサイバー攻撃から日本を守れ!(画像はイメージ)

サイバーセキュリティ技術に日本発のこだわり

◆◆愛知工業大学チーム

   FFRIセキュリティは、日本国内のサイバーセキュリティ研究開発におけるトップ企業であり、年々増大するサイバー攻撃の脅威から日本の政府機関や大手企業を守り続けています。

   サイバーセキュリティ技術の核心部分は日本発のものにこだわり、日進月歩の進化に対応できる高度な技術力を持った人材や、高度な専門性を有する調査・研究開発が特徴です。

   競合企業としては、上場会社の中でFFRIセキュリティと同じような事業領域を持つ会社の数はそれほど多くありません。しかし、例えばトレンドマイクロのような大手サイバーセキュリティソリューション企業があります。

   トレンドマイクロは主にソフトウェアを主力商品として、個人や法人に販売していますが、FFRIセキュリティはそれに加えて、行政や大企業へのサイバーセキュリティ情報の提供・セキュリティコンサルティングなどを行っています。

FFRIセキュリティを選んだ理由は?

FFRIセキュリティのホームページより
FFRIセキュリティのホームページより

   FFRIセキュリティを選んだ理由は、三つあります。

   一つ目が、日本政府や大企業、重要なインフラに対するサイバー攻撃が年々増加しつつあることです。例えば先日、ロシアのハッカー集団「キルネット」が日本の政府機関や公共交通機関、民間のデジタルコンテンツ企業等に対してサイバー攻撃を仕掛け、重要な役割を担う幾つものウェブサイトが一時機能停止に追い込まれました。

   FFRIセキュリティは日本トップの情報セキュリティ企業であることから、社会からの期待が今後ますます高まるだろうと予想します。

   二つ目が、純国産にこだわったセキュリティソフトの開発です。このセキュリティソフトは標的型攻撃に対応しています。標的型攻撃はサイバー犯罪者が、ある特定のターゲットに対して行う攻撃であり、機密情報を扱う政府機関や企業は常にこの攻撃にさらされ続けています。

   今後、予測される標的型攻撃の激化や巧妙化への各企業の対応に伴って、さらに需要が伸びると予想します。

   三つ目が、高度なサイバーセキュリティ技術を持つ人材のさらなる採用の拡大です。企業分析・調査のIR BANKで会社業績を見ると、来年度の営業利益率は前年度比で半分以上低下すると予想されています。ただし、これは採用拡大における費用の一時的な増大によるものであり、むしろFFRIセキュリティの技術力基盤の強靭化に貢献する採用拡大は、将来にわたる株価の維持・上昇に貢献すると予想します。

   こうした理由から、FFRIセキュリティを9月22日に注文約定いたしました。

FFRIセキュリティ(3692)
年初来高値(2022年3月1日)      1145円
年初来安値(2022年5月17日)     887円
株式取得時の株価(2022年9月22日)  1101円
取得株数               1400株

   オリエンタルランド(4661)の売却情報は、以下のとおりです。

オリエンタルランド(4661)
年初来高値(2022年3月25日)      2万4850円
年初来安値(2022年5月12日)      1万6770円
株式取得時の株価(2022年7月19日)   1万8230円
株式売却時の株価(2022年8月25日)      2万円
売却株数               100 株
売却益                17万7000円

柴田 琉司
柴田 琉司
愛知工業大学経営学部2年
ファンダメンタルズ分析に興味があり、自動車・IT業界を中心に各企業様の決算資料等を読むのが日々の楽しみです。
勝 直輝
勝 直輝
愛知工業大学経営学部3年
ふだんはテクニカル分析を使用し、数日間で売買を行うスイングトレードをメインとして行っている。
パーシー・スレッジ
パーシー・スレッジ
愛知工業大学
大学ではCGを専門に取り扱っている。趣味は麻雀、好きな役は七星無靠。未成年なので、口座は開設できていない。基本はテクニカル分析しか行わなかったので、ファンダメンタル分析についても理解を深めたい。
junjun
junjun
愛知工業大学経営学部所属
最近動画投稿を始めた。大学生になりようやく株式に手を出し始める。テクニカル分析とファンダメンタル分析を3:7くらいの割合で分析していきたい。
企業分析バトル(株式投資)大学対抗戦 競技ルール
・月200万円の投資金額を上限に、銘柄(企業)を選び分析するバーチャル投資とする。
・投資対象は、国内上場企業の現物取引。
・株式の売買価格は任意の時間の価格とする。
・競技期間は6か月。順位は、投資した銘柄(企業)の運用・売買で得た6か月の合計の利益額で決める。

学生投資連合USIC 「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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