内定ブルーの人も内定式終えると、「よし、頑張ろう!」
調査では、内定者に就職活動を振り返った考えや感想を聞いている。安堵の迷いの気持ちが交錯しているようだ。
「内定式もあったりして、就職活動がゴールではないことを実感してきた」(文系・女性)
「満足しています。内定式も終わり、少しずつ社会人になる実感が湧いてきました。また、これで良かったなと少しずつ思えるようになってきました」(文系・男性)
「たまに違う道にしておけばよかったと思うことはあるが(おそらく内定ブルーのようなもの)、内定式を終えると、ここでとりあえず頑張ろうという気持ちになった」(文系・女性)
「内定者イベントに何度か参加して先輩の職員や内定者同士で交流を行ったが、とても良い雰囲気で自分のやりたいこととも合致しているので内定先に納得している」(文系・女性)
「就職活動は終了したものの、懇親会など就職先の方々と関わる機会があり、質問や交流を通じて仕事への理解を深め不安を解消していきたいと思う」(理系・女性)
こういった社会人としての将来に思いを向ける意見がある一方、これでよかったのかという不安の気持ちも――。
「内定式が近いこともあってか、この進路で本当にいいのかと考えることが増えた」(理系・女性)
「就職活動を終えたが、内定先から1回だけ連絡があっただけで、それ以降連絡がないので心配している」(文系・男性)
「内定式の日とされる10月1日を過ぎ、まだ内定がない人や満足していない人にとって就職活動は大詰めになってきたように感じる」(文系・女性)
と、まだ頑張っている人への思いを打ち明ける声もあった。