「英会話スクールではなく英語コーチング」
プログリットは「英語コーチング事業」の単一セグメントですが、英語コーチングサービス「プログリット(PROGRIT)」と、サブスクリプション型英語学習サービス「シャドテン」を提供しています。
2021年8月期の売上高構成比は、英語コーチングサービスが81.2%(前期比14.1%減の17億2845万円)と大半を占めています。ただし、サブスクリプション型英語学習サービスは前期比48.3%増の2億5265万円と大きな伸びを果たしており、2022年8月期第3四半期には売上高構成比を21%にまで高めています。
「プログリット」のサービス内容は、「英会話スクールではなく英語コーチング」とうたわれています。コンサルタントが作成したカリキュラムをもとに、顧客が一日に2~3時間の「自学自習」を実施するもの。普通の英会話スクールのように、「コンテンツ/レッスンの提供」のみならず、「最適な学習方法の選択」や「学習継続支援」を行うところが特徴です。
「ビジネス英会話」「TOEIC L&R TEST」「初級者」「TOEFL iBT/IETS」の4つのコースがあり、ビジネス英会話の12か月コースの料金は、入会金5万5000円を含む216万7000円です。
「シャドテン」で用いられているシャドーイングとは、英語を聞きながらそれを真似して、発音するトレーニング方法。当初は、「プログリット」の卒業生のみを対象に提供していましたが、2020年6月に一般向けに提供開始以降、急成長をしています。
料金は月2万1780円(税込)。課題をシャドーイングした自分の音声を1日30分「シャドテン」に録音し、英語のプロフェッショナルのアドバイスを受けることで、リスニング力に加えてスピーキング力の向上も期待できるとのことです。