「月給」を見るのではなく、「時給」で考えてみる
「時間の使い方を自分の時給を考えてみる」という考えは、ハーバード・ビジネススクールのアシスタントプロファッサーであるアシュリー・ウィランズが書いた「TIME SMART(タイム・スマート)」という本に書かれています。
月給を見るのではなく、働いている時間から自分の時給を出してみるのです。時給計算すると、思ったより少なかったら仕事に時間を使いすぎているかもしれません。
たとえば、節約したいと少しでも安いものを求めて自宅から遠くのお店に行くとして、時間が往復で2時間かかって、もし節約できたのが500円だとしたら......。
「2時間かけて500円の節約」は、果たして時間の使い方としてはどうでしょうか。往復の時間を楽しく過ごせたら別ですが、2時間で読みたい本を読むなど、他に有効な時間の使い方はありそうですよね。
さきほど自分の時給を計算したと思いますが、これから起こす行動に対して、「時給だといくら分なのか」と考えると、「付き合いでいく2時間くらいの飲み会」はそれだけの価値があるのか考えやすくなると思います。
時間は有限というように、「何に時間を使うか」を日常の中でうまく選択できている人が、幸せなのかもしれませんね。Tさんも目の前の行動が本当に必要なものなのか、ぜひ時給計算で考えてみましょう!
私も日常を忙しくしてしまってうまく休めていないタイプなので、気をつけたいと思います。
(ひろ子ママ)