退職者がオススメ「辞めたけど良い企業ランキング」...グループ4社がランクインの「リクルート」!合言葉は「お前は何をしたい?」

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リクルートの合言葉は「お前はどうしたい?」

あなたは「何をしたい?」(写真はイメージ)
あなたは「何をしたい?」(写真はイメージ)

   ところで、ランキング2位のリクルートマネジメントソリューションズをはじめ、リクルート北海道じゃらん(16位)、リクルート(17位)、リクルートホールディングス(24位)と、リクルートのグループ会社が合計で4社ランクインした。

   日系企業の「卒業文化」の先駆けであるリクルートグループは多くの起業家を輩出していることから、リクルート出身者は「元リク」と呼ばれている。主な上場企業を起業した人だけを並べても、こんなに多い(以下、敬称略、カッコ内は創業した会社)。

   宇野康秀・鎌田和彦・島田亨(インテリジェンス=現パーソルキャリア)、安川秀俊(ゴールドクレスト)、小笹芳央(リンクアンドモチベーション)、七村守(セプテーニ・ホールディングス)、有本隆浩(MS-Japan)、安川秀俊(ゴールドクレスト)、廣岡哲也(フージャースホールディングス)、経沢香保子(トレンダーズ/キッズライン)、杉本哲哉(マクロミル/グライダーアソシエイツ)......。

   リクルートグループにはどんな「組織文化・企業文化」があるのか。クチコミを見ると、上司が部下に聞く「お前はどうしたい?」という質問が合言葉のように盛んに登場する。手厚いサポートや協力を惜しまない環境、キャリア早期から社員1人ひとりの「個」を尊重し、自律を促す企業風土がうかがえる。

リクルートマネジメントソリューションズ「風通しがよく、頑張る気持ちのある人には、自然とさまざまな部門の人が最大限力を貸してくれます。前向きな挑戦を歓迎し、助力を惜しまない会社です。男女の性差もほとんどなく活躍できます。失敗を恐れず、挑戦することができます。失敗から学ぶことを重視、許容してくれる懐の深い会社です。チーム全体でサポートしてくれます。 一方で、主体的な意志がない人には、非常に厳しい環境かもしれません。周囲からのサポートや助言はありますが、自身で目標設定し、そのために自己マネジメントをできる人にとっては、最高の成長環境だと思います」(営業、女性)
リクルートマネジメントソリューションズ「リクルート社特有の『お前はどうしたいんだ?』という自主自立を重んじた企業文化である。従って常に自分が仕事のオーナーやプロデューサーであり続ける覚悟が必要である。また自己研鑽を常に心がけていないと、置いていけぼりになってしまうこともある」(ソリューション営業部、男性)
リクルート北海道じゃらん「やる気のある人が多い企業の印象です。女性の比率が多いが、変な派閥などなく、フラットに各自が自分の仕事にまい進していた。組織もリクルートの子会社なので仕組みがしっかりしており、かぎりなくホワイトに近い会社だと思います。北海道の基幹産業である観光に対して、インパクトがある事業だと思うので、本人のやる気次第で仕事の幅を広げることができ、成長にもつながるという点では非常に良い会社だと思います」(営業、女性)
リクルート「『あなたは何をしたいの?』という質問がよく飛び交う文化。企業利益を追求するのは当然だが、個人が個の力を発揮することで実績を作り上げていくことを重視していると感じた」(営業、男性)

   自分がしたいことを思いっきりさせてくれる企業文化があれば、成長も早いに違いない。

   調査は、2019年以降OpenWorkに退職者からの投稿が10件以上ある4272社13万2609件のクチコミを対象データとした。

(福田和郎)

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