世は「リモートワーク」から「出社」回帰に やっぱり大事だった職場の「雑談」...でも、久しぶりの出社、きっかけはどうしたら?(高城幸司)

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   コロナの終結は、なんとなくみえてきた状況になりつつあります。

   ただ、完全に消えてなくなるわけではなさそうです。

   2012年にノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授が、新型コロナウイルスとの関りは「長いマラソン」と表現していたのは2年前。ということは、当面はつきあっていかないといけないのかもしれませんね。

  • 久しぶりに出社して、職場の「雑談」どうしたらいい?
    久しぶりに出社して、職場の「雑談」どうしたらいい?
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出社は「嬉しくない」という人も少なくない?

   ただ、終結に向けて、会食の人数制限の解除など「元に戻していこう」とする動きが活発になってきました。

   職場では、リモートワークから出社をメインに戻す動きが出ています。各自が賛成か反対かではなく、会社の方針として出社を中心に戻す。ないしはリモート比率を下げる動きが出てきています。

   ただ、ここで出社の戻すことは簡単に考えてはいけない、と認識しておくべき。入社からリモート勤務でしているネイティブ世代。あるいは、人間関係が得意でないのでオフィス勤務が苦手な人。

   こうした人たちにとって、出社は嬉しくありません。嬉しくないだけでなく、仕事のすすめかたで戸惑いがある。リモートがキープできる職場への転職を試みる人もたくさんいます。

   ただ、誰もが転職できるわけではありません。会社の方針を受け入れて、出社に対策を講じるべき人が相当にいます。

   さらに言えば、自分は出社が当たり前と認識しているので、大丈夫と感じている人も含めて、働き方の大きな転換ですから、慣れるようにリハビリが必要ではないか? と思います。

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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