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売上高構成比は「出版事業」が58%...営業利益も大半占める

   KADOKAWAの事業は、紙出版・電子出版の「出版事業」、実写・アニメの「映像事業」、「ゲーム事業」、ドワンゴが運営する「ニコニコ」などの「Webサービス事業」、N高やバンタンの教育事業やIP体験施設運営など「その他事業」の5つのセグメントで構成されています。

   2022年3月期の売上高構成比(除く全社・消却)は、出版事業が58.0%と最大で、映像事業が14.4%、Webサービス事業が9.3%、ゲーム事業が8.5%、その他事業が9.7%となっています。

   セグメント営業利益も、出版事業が173億7000万円で最大。2番目のゲーム事業の52億円を大きく引き離しています。その他事業は41億8400万円の赤字です。営業利益率は、ゲーム事業が26.7%と最も高く、次いで出版事業が13.1%。Webサービスが9.4%、映像が4.0%と続きます。

   なお、前期比ではゲーム事業が売上高で17.2%増、営業利益で89.5%増。新作「ELDEN RING」が想定を超える記録的大ヒットとなったことが貢献しています。

   2023年3月期予想では、中国の規制の影響を受けていたアニメ事業が回復し、業績を改善する見込みです。

こたつ経営研究会
こたつ経営研究会
有価証券報告書や決算説明書などの公開情報を分析し、会社の内情に思いをめぐらすニューノーマルな引きこもり。昼間は在宅勤務のサラリーマンをしながらデイトレード、夜はネットゲームをしたりこたつ記事を書いたりしている。好きなピアニストはグレン・グールド。嫌いな言葉は「スクープは足で稼げ」。
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