テイクアウト・デリバリーが好調
王将フードサービスは「中華事業」の単一セグメントですが、2022年3月期決算説明会資料には、直営店における「店内飲食」と「テイクアウト・デリバリー」の内訳が記されていました。
コロナ禍に直撃された2021年3月期は、店内飲食が489億7100万円、テイクアウト・デリバリーが246億800万円。2022年3月期は、店内飲食が469億9900万円と前期比で減少しましたが、テイクアウト・デリバリーは302億1600万円と大きく増加しています。
客数も、2022年3月期の店内客数が前期比2.2%減だったのに対し、店外客数は同16.8%増と大幅増。客単価は前期比24円増の1066円まで上昇しました。これは、コロナ前の2020年3月期の952円を大きく上回っています。