米カリフォルニア州、新車販売はゼロエミッション車義務付け...2035年までに100% 世界で進む「脱ガソリン車」...日本車メーカー、世界戦略にも影響必至

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かつて日本車は環境性能で評価...今度はどうか?

   カリフォルニア州は1960~70年代以降、排ガス規制で全米をリードし、ひいては世界の環境規制に大きな影響を与えてきた。

   70年の米大気浄化法(マスキー法)では、ホンダが世界に先駆けて規制をクリアし、同社が世界的なメーカーとして飛躍するきっかけをつかんだ。トヨタもHVが同州ハリウッドのセレブの心をとらえ、普及に弾みをつけた歴史がある。

   日本勢はEVで世界的に出遅れを指摘されるだけに、今回のカリフォルニア州の新規制への対応が、今後の世界戦略を大きく左右することになりそうだ。(ジャーナリスト 済田経夫)

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