一人は寂しい、孤独だと思ったら...不安な気持ち、ちょっとラクになる「考え方」あります【尾藤克之のオススメ】

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「一人は寂しい」と思ったら...

   国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、「一生結婚するつもりはない」と答えた人の割合は増加傾向が続いていることがわかりました。「一人は寂しい」と思わない、ということなのでしょうか。著者は次のように言います。

「いつの頃からか、私は一人でいるのは、怖くて寂しいことだと思うようになりました。でも、ある日、どうしてそう思うのか、ちゃんと考えてみようと思いました。寂しいとか、怖いと思うからには、何か原因があるはずです。そして、よくよく考えると、自分が思う以上に『一人で寂しくない?』と聞かれた機会が多いことに気づきました」(著者)
「人から聞かれ続けると、それが自分の抱えた問題のように感じてしまうことは多いです。そこで改めて、本当に一人が寂しくて怖いのかと考えてみたら、人といる時間と同じくらいに、一人の時間も気楽で楽しいことに気づきました」(同)

   ゆっくりと一人で過ごして考える時間を持つことは、寂しいとか怖いことではないのです。もし、理由のわからない不安を感じたら、「どうして?」と自問自答するといいでしょう。

   本書には、人間関係、仕事、将来、SNS、コロナ...、先が読めない今の時代、不安な気持ちがちょっとラクになる「考え方」がまとめられています。

   読むことで、コロナ禍のストレスフルな環境から解放されるかもしれません。自分の不安をよそに、その人はなんともない顔で、「パフェ」を食ってるかもしれませんから。

(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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