注目集まる「サービス業」「ポイ活」「株/FX」
では、具体的にどのような副業や兼業をしているのだろうか。
副業や兼業をしている人を対象に聞いたところ、全体では「サービス業」が1位で22.3%だった。2位が「ポイ活(ポイント活動)」(14.5%)、3位が「株/FX」(11.7%)と続いた=図表3参照。年代別の傾向では、20代以下では「ポイ活」、30代以降は「サービス業」がトップとなっている。特徴としては、20代以下・30代は「株/FX」が3位、40代以降では「軽作業」が2位だった=図表4参照。
最後に、すでに副業や兼業をしている人、今後してみたいと思っている人にその理由も聞いている。その結果、全体でのトップは「収入を増やしたいから」が圧倒的に高く、73.6%だった。
次いで、「自分の知識や視野を広げたいから」(18.2%)、「空いている時間があるから」(17.6%)。ほかに、「新しいことをしたいから」(15.2%)や「スキルを身につけたいから」(14.8%)などの新しいことにチャレンジ、スキルアップ関連の項目も目立った=図表5、図表6参照。
なお、調査は2022年7月19日~21日、全国の18~59歳男女から回答を得た。LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査。有効回収数の中からランダム抽出した男女18~59歳の4万3320サンプルのうち、対象となったのは3万2741サンプル。