業績絶好調! 売上高も営業利益も拡大中のウルトラファブリックスHDを買う!【企業分析バトル 愛知工業大学株式研究会】

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   愛知工業大学の「AIT 株式研究会 ~Beckoning Cat~」です。勝直輝、柴田琉司、パーシー・スレッジ、junjunの4人で、今回のカブ大学対抗戦に参加します。銘柄選定は4人で知恵を絞って進めていきたいと思いますが、記事の作成についてはローテーションで担当させていただきます。今回は柴田琉司が担当です。

   前回はオリエンタルランド(4661)を購入しました。長期休暇シーズンに伴う観光産業全体の利益の伸びや、新規エリア開設の発表の影響で、大幅に株価が伸びた結果、2022年8月23日時点での株価は2万650円、評価損益が24万2000円となりました。今後も観光産業における売り上げの伸び具合や、新規エリアに対する詳細情報、コロナウイルス感染者数等に注視していき、株価が2万円を下回った場合には利益を確定しようと考えています。

   さて、今月は東証スタンダード市場に上場する「ウルトラファブリックス・ホールディングス」(4235)を購入しました。

  • 売上高も営業利益も拡大中! ウルトラファブリックス・ホールディングス(画像は、同社のホームページより)
    売上高も営業利益も拡大中! ウルトラファブリックス・ホールディングス(画像は、同社のホームページより)
  • 売上高も営業利益も拡大中! ウルトラファブリックス・ホールディングス(画像は、同社のホームページより)

オフィス需要、自動車メーカー向けのいずれも好調

   ウルトラファブリックス・ホールディングス(HD)は、合成皮革の製造・販売を手掛ける子会社を抱える、東京都八王子市に本社を構える企業です。主力商品としては、家具用や自動車用の合成皮革の売り上げが3分の2以上を占めています。合成皮革はさまざまな製品に使われるため汎用性が高く、需要も安定していることが特徴です。

   売上高の推移では、家具用ではホームオフィス需要、オフィスの改装需要の増加や、ヘルスケア向けの大手顧客の需要の急伸が背景。また、自動車用では自動車メーカーの生産拡大に伴って需要が大幅に伸長しており、いずれも好調です。

   ウルトラファブリックスHDを選んだ主な理由は、3つ。

   (1)銘柄のスクリーニングを行った際に、近年業績が好調な企業の一つとして出てきたことです。スクリーニングの条件は、過去5年の増収比率が20%以上かつ、過去3年の平均売上高成長率が20%以上、投資金額200万円以内で設定しました。その結果、4262銘柄から34銘柄に絞り込むことができ、その中で株価チャートや決算資料を考慮して選んだのがこの銘柄です。

営業利益の伸び、2倍近く!

   次に、(2)業績が2020年から4割ほど伸びていることです。こちらは22年度第2四半期決算説明会の資料を参考にしました。コロナ禍の中で、為替変動や輸送コストの上昇、部材不足などの悪影響も受けながらも業績を伸ばしてきたことに、強い魅力を感じました。

   コロナ禍以前の19年度第2四半期の累計と比較しても、売上高、営業利益ともに高い成長を実現しています。

   さらに、(3)営業利益の伸びが2倍近くと予想されていることです。IR BANKの情報によると、2021年12月の営業利益14.8億円と比較して、22年12月の営業利益の予想が27億円と2倍近く伸びることがわかりました。したがって、今後1年間、株価の伸びも期待できる、と予想しました。

   こうした3つの理由から、ウルトラファブリックスHD株を、8月23日に400株を買いました。

ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)
年初来高値(2022年8月25日)      5290円
年初来安値(2022年1月28日)      1788円
株式取得時の株価(2022年8月23日)   5000円
取得株数               400株

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