みなさん、こんにちは。馬医金満です。
中国で「60年間で最も暑い」という猛暑が続いています。干ばつや電力不足が深刻な状況に陥っており、中国の市民生活や経済に大きな悪影響を与えています。
中国の気象状況とその経済的な影響について考えます。
「もはや40度では全国高温ランキングに入らない」!?
ここ連日のように、中国中央気象台は3段階で最も深刻な赤色の高温警報を発令しています。2022年8月22日付の東方新報(中国・香港)によると、湖北省竹山県で44.6度を記録したのをはじめ、河北省重慶市、雲南省で44度に達したといいます。また上海市では、この夏で40度以上の日がすでに40日を超えているといわれています。
中国では多くの都市で最高記録が塗り替えられ、インターネットでは「もはや40度では全国高温ランキングに入らない」という話題が検索トレンド入りしているそうです。
こうなると気になるのは経済への影響です。農業への影響ももちろんのこと、工業への影響も出始めています。
猛暑と電力不足が特に深刻な四川省は8月15日、省内の工場に対して6日間の操業停止を指示。トヨタ自動車をはじめとする日系企業や、米アップルに部品を供給している米半導体大手のインテルなどの工場が影響を受けているといいます。
中国はコロナ禍による移動制限で、かなりダメージを受けており、それにこの気候問題が追い討ちをかけました。
そうしたなか、中国経済は2022年4~6月期に大きく失速しました。実質GDP(国内総生産)の成長率は前年同期比0.4%で、これは新型コロナウイルスの感染拡大が始まった直後の20年4~6月期(マイナス6.8%)に次ぐ低水準でした。これにより、中国政府が通期目標に据えていた「5.5%前後」の経済成長の達成は、ほぼ不可能な状況となっています。
中国経済が、どこまで落ちるのか気になります。
では、また!(馬医金満)