「仕事に使うスマホ」会社支給は大企業4割、中小企業3割...6割が個人負担! 意外?「会社支給」嫌がる人、けっこう多い理由とは?

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海外では社員に好きなモデル、料金プランを選ばせる会社も

個人用と会社用、2台持つのは面倒だ(写真はイメージ)
個人用と会社用、2台持つのは面倒だ(写真はイメージ)

   そんな今回の調査について、ヤフーニュースのコメント欄では、「わが社の場合は...」とさまざまな「報告」が相次いだ。

   まず、会社が支給しているケースでは――。

「うちは従業員に業務用スマホを貸与しています。取引先等の番号やメールアドレスは会社の情報として管理し、ダウンロードや個人のスマホへのコピーはさせません。通話履歴や通信量(外でのテザリングで貸与PCを繋ぐなど)もセントラル管理しています。
(中略)業務とプライベートで正しく使い分けやルール順守が出来ない人は、うちでは働く資格がないことをみんな自覚してくれています。また、勤務もリモート、完全フレックスタイム制度なので、何時になったらスイッチを入れるかは個人の裁量ですが、常識的な一定時間内にレスポンスするのは普通に実施されていますね」
「個人個人必要性を申し出れば、使用料とも全額会社負担。ただし緊急時のために常時携帯すること、常識的な使用料の範囲内なら個人的使用の有無は問わないしチェックなんかない。外国との取引担当者には月10万円を超す人もいるがね」
「海外事業部にいっとき勤務していました。グループ会社へ出張したときに、現地の社員に話を聞きました。5年に1回、エントリーモデル程度端末代金を現金で支給され、自費を加えて好きなモデルを購入する。通信費は当時で中間ぐらいのプランで1時間程度の通話料が支給される。契約プランは個人の自由とのこと。会社は携帯電話を管理しなくていいし、個人は好きなものを少し安目に買える。WinWinみたいでした」
TeamsやIP電話を活用する人も多い(写真はイメージ)
TeamsやIP電話を活用する人も多い(写真はイメージ)

   IT業界ではこんな使い方をしているところも。

「IT業界勤務なのでスマホにSlackやZoom入れて、ネット通話で1×1も会議も済ませています。データ通信分の経費は不可分だけど、一律リモート勤務手当みたいなもので数千円もらっていますね。何にも不自由も拘束もないです。通話回線を使う必要もないですし。仕事用にSIM1枚追加してもお釣りがきていますよ」

   ただし、会社支給と言っても、全員に渡すところは少なく、管理職クラスや営業など一部に限るところが多いようだ。たとえばこんなケースだ。

「介護職です。以前は、主任にもガラケーを与えていましたが、今は課長より上じゃないとスマホは与えていません。主任は自分の自己負担です。その代わりLINE利用です。私たち現場は自分の携帯で自己負担しています」
「私の会社は、営業職は会社携帯が支給されていますが、内勤者はありません。コロナをきっかけに内勤者はリモートワークになり、個人携帯を使って連絡を取っていましたが、せめて会社が通話料を負担すべきと直訴して、NTTコミュニケーションズの0035ビジネスモードを契約してもらいました。
(中略)ただ取引先には個人の電話番号が表示されるので、個人番号宛に夜や土日でも電話がかかってくることがあるのが難点です。最近は専用アプリを使って仕事用の電話番号(03や050番号)が持てるサービスもあるので、そのようなサービスを会社で契約してもらえると助かりますね」
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