「楽天トラベル」と「じゃらんnet」で6割を独占
さらに、国内旅行予定者と海外旅行予定者それぞれに、「行きたい、または行く予定の場所」を聞くと(複数回答可)、国内(3924人)は「関東地方」が37.1%と最も多く、次いで「北海道」が36.2%、「九州・沖縄地方」が36.0%となり、海外(998人)は「ハワイ」が45.6%と最も多く、次いで「台湾」が36.2%、「韓国」が29.0%となった=図表3参照。
ほかのさまざまな旅行サイトでも、ハワイと台湾はいつも人気のツートップだが、コロナ禍以前はイタリアやフランスがベスト5の常連だった。ニュージーランドはコロナの被害が少なかったし、近年ハリウッド映画では絶景地のロケ場所として人気が高まっていることが影響しているのだろうか。
さて、旅行予約をする際に最も利用する方法を聞くと、さすがにインターネット時代の現在、「オンライン」が76.6%と圧倒的に多く、「店頭」は14.6%、「電話・FAX」も7.3%しかいなかった=図表4参照。
そのオンラインで旅行予約をした際に最も利用したサービスを聞くと、「楽天トラベル」が41.0%とダントツに多く、2位に「じゃらんnet」が21.5%と、この2社で6割以上を占めた。
次いで、「Yahoo!トラベル」が6.8%、「Yahoo!トラベル」が6.8%、「JTB」が5.4%、「エクスペディア(Expedia)B」が3.2%、「一休.com」が2.5%となった=図表5参照。
調査は2022年7月1日~7月9日、全国の18歳~69歳の男女6609人を対象にインターネットで行い、オンラインで旅行を予約した441人にさらに詳しく聞いた。
(福田和郎)