1位M&Aキャピタルパートナーズの働き方は?
1位になった時給8810円、平均年収2688万円のM&Aキャピタルパートナーズ(東京都千代田区)では、どんな働き方をしているのだろうか。
社員のクチコミを見ると、中小企業などの後継者不足によって事業承継の需要が高まり、業績を拡大していることがわかる。
所定労働時間が長めの8時間であることに加え、平均残業時間が94.3時間とトップ30の中で最も多いにもかかわらず、2000万円台後半の高い平均年収が時給アップに貢献している。ただ、個々人の売り上げによってかなりの差があるようだ。社員のクチコミを見ていこう。
M&Aキャピタルパートナーズ「年収3000万円。賞与はほとんどが売上に比例する。その計算方法も明確であるため、自分の賞与額がどれくらいになるかも概ね計算できる。売り上げの配分は、案件当事者以外の者も売上配分の決定プロセスに関与するため、公平性・納得性のある売上配分が行われる。サポートした人間(上司)より、案件開拓した人間(部下)が評価される風土である。数年経てば、1人で案件を仕上げられるようになるため、売上の大半が自身に配分される」(コンサルタント、男性)
M&Aキャピタルパートナーズ「年収4200万円:基本給(月)40万円、賞与(年)3000万円。営業活動がすべてで、案件をより多く成約させれば年齢に関わらず数千万以上の高収入が可能。競合他社と比べると営業ができなかった時の風当たりは強くないように感じるが、周りとの収入の差が歴然なのでプレッシャーは感じる」(営業、男性)
M&Aキャピタルパートナーズ「年収600万円:基本給(月)35万円、賞与(年)180万円。給与制度は、成約がゼロの場合は420万円ほど。あとはチームや個人での成約率に準じて。評価制度は良くも悪くも成約率がすべて。ここについては徹底している」(M&Aアドバイザー、男性)