やはり、FXには油断は禁物なのだ。今週(2022年7月18日週)、一橋大学 チームMegisはそのことを痛感したようだ。「当初のやる気はどこへやら、近頃ではFXの研究や購入の検討すら疎かになってしまっています」と、そのツケが回ってきた。「改めて、初心に帰る」と気持ちを引き締める。
思うように取引できずにいる北海道大学の金融研究会も、なかなか調子が上がらない。とうとう「振り出し」に戻ってしまった。とはいえ、まだなんとかプラスを維持しており、今後の巻き返しを期す。
好調なのは同志社大学の岩瀬颯汰さん。北海道大、一橋大を横目に、着々とプラスを積み上げる。今週は米ドル円で大敗を喫したものの、ノルウェークローネ円とユーロ円がその負けを見事にカバー。通貨ペアの分散取引がうまく機能しているようだ。
市場に「喝」を入れられた!(北大金融研究会)
こんにちは。2022年7月22日(金)は円が急騰し、1ドル=135円台まで戻りました。今は136円台になってますね。僕はといえば、とりあえずという気持ちで持っていたドル買いポジションで、今まで稼いできたプラスが消滅しました。
一気に下がったタイミングと、私の気のゆるみが重なったという感じでしょうか。初月は駆けだしながらも暴落を恐れて丁寧にやっていたつもりでしたが、ここにきてドルが売られることに慣れ過ぎて、何も考えずにドルを買いポジションで持っていました。こういう時こそ気を引き締めなければいけないと猛省しております。
◇ 今週(7月18日週)のトレードを振り返って
何気なく持っていた買いポジションで今までのプラス、約4万円が吹っ飛びました。ただ、それは多少仕方がない部分もあったと思いますし、塩漬けにせずとりあえずポジションを手放しただけでも良かったのではと思っています。ただ、その後の対応が良くなかったと反省しています。
下表を見ればわかりますが、負けを取り戻そうと15lotで勝負しています。これは完全に感情で勝負に行っています。勝ったからよかったものの、こういうトレードは反省しなければいけません。しかし、すでにこのFX大学対抗戦も8週目。もとより私とトップの金額は、それはもう離れていましたが、それでもここでプラマイゼロになったというのは、なかなかキツイです。
残り、多少ギャンブルするべきなのか......。
今週の取引結果
前週からの損益 マイナス2万5320円
7 月22日現在 100万6920円
◆ ゆかてぃんのワンポイントアドバイス
今週はなかなか難しい相場でした。含み損が膨らんでしまってもしっかりと損切りできたのは結果的にはマイナスかもしれませんが、とても良かったと思います。
そこから焦って短期売買でトレードしてしまっていて、多少ギャンブルすべきなのかという思考は大変危険ですね。週後半から始まったトレードをギャンブルと認識してしているみたいですが、典型的な勝てないトレーダーとよく言われるやり方になってしまっています。FX大学対抗戦として、たしかにそういうやり方で挑むのも見ものかもしれませんが、実力が付かないのでこの対抗戦が終わるころに地に足がついたトレードができるようになってほしいと個人的に思うばかりです。
FXは常に勝てるものではないので、調子が悪い、勝てないときもあるのです。分からなければトレードしない、確度が高い時だけトレードする。焦らずに前々回トレードせずに今までのトレードを振り返った時のことを思い出して、ゆっくりと頑張っていただきたいです。
Xトレードは初挑戦。今まではファンダメンタルを基礎とした株式投資を行っていました。今回のFX大学対抗戦では、せっかくのデモトレードということで、テクニカル分析にも挑戦したいです。趣味は映画観賞。最近観た映画の中では「ドライブ・マイ・カー」が推し。
北大金融研究会(HFAC)所属。投資は積立投信から始め、半年ほど経つ。FXは試しにかじってみたものの1500円の損失を出し、情報の大切さと難しさを体感。今回、もう少しチャレンジしてみることにした。趣味は旅行、写真など浅く広く。プロフィール写真は今年2月に訪問した納沙布岬。
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