男性の嫉妬「早く帰るのに昇進、やってらんない」
現在、アラフィフというもう1人のケースはこうだ。
「もう昔の話ですが、私は時短取りながら昇進しました。でも短い時間の中で他人の3倍働いて、成果も人より上げたので当然でした。アクシデントがなければ時短で帰るけど、いざという時は夫と保育ママ、シッターなど二重三重に手だてをとって、対処していました。要は、上から『この人なら責任持たせて大丈夫』と思ってもらえたってこと。若干、男性から嫉妬の文句は言われましたけどね。『早く帰る女が昇進なんて、男はやってらんない』ですって。本音だろうな、と思いました。そりゃ、ただ時短取って普通の働き方していたら、昇格しないでしょう。それを認めたら、時短取らずに働く人からクレーム出ますよ」
「時短を取っていても出世している例がうちの会社にもあるので、出来ないということはありません。ですが、そういう人ってやっぱり具体的な成果があるし、夫と手分けして急な休みや早退に対応して、やむを得ない場合は家に帰ってから対応するなどの責任感を見せているのです。『私、頑張っています』なんて言いません、頑張るのは当たり前ですから。あなたが、その会社で出世昇格したいなら、数字や成果をきちっと示してアピールすることではないでしょうか?」