正解は1つでないと考える
昭和の時代のように、「定年まで同じ会社で働くこと」は決して悪いことではないと思います。ただ、正解は1つしかないという考えで進むと、何か変化があった時に対応できなくなってしまいます。
人生100年時代、50代はちょうど半分なので正解を1つに決めてしまわず、柔軟に対応する心持ちも必要です。もしかしたら、Tさんにも英語を活かす機会もやってくるかもしれません。
先日、「ベトナム人犯罪が増えていて、ベトナム語の通訳が足りない」といったニュースを見ました。ベトナム語を学んでいる人は、一つのチャンスかもしれません。
また、コロナウイルス感染症が流行り始めた頃、飲食業界の方と話す機会がありました。
ある人は、「自分のお店を持ちたい」と思っていたものの、現実的に実現が難しいため、スクールに通ってエンジニアとして転職をされました。2年経った今、エンジニアとして大活躍されていますが、「当初の夢とはまったく違う道」を選ばれたんですね。
このように人生、思い通りにいかないことばかりです。
しかし、遠回りをしてストレートに進まない人生を過ごしたからこそ、人としての深みが生まれると思います。Tさんも人生の後半戦を乗り越えるためには、まだまだ挑戦が必要ですよ!
(ひろ子ママ)