思い切って利益確定する!(一橋大学 チームMegis)
同志社大学の岩瀬颯汰さんが早くも200万円に近づくようすを見ると、ただただ感嘆するのみです。我々は最初の週だけは調子よくいったものの、以後はあまりパッとしない結果となっています。
その原因をよく考えてみると、もちろん選ぶ通貨ペアの動向の善し悪しも影響してきていますが、やはり利益確定のタイミングが下手なことが大きく影響していると思われます。
損切りは案外、思い切って行うことができるようになり、そこまで大きな損失は出さなくなったものの、大きく利益が出ているタイミングでその利益が増進するものと予測してしまい、思い切って利益確定できずにいます。
利益を確定しないことには利益は出ませんから、ただの自己満足に終わっています。以後は謙虚な気持ちをもって利益を確定していこうと思います。
◆ 今週の取引
今週(7月11日週)は、先週のユーロドルのポジションを引き継いで取引を開始しました。ユーロドルを日足チャートでかなり大きく見ていると、とにかく多少の例外はあれど、ユーロ安ドル高が続いています。これはアメリカの利上げに起因するドルへの資金の流入が原因と考えられ、一説には次の利上げでは1%の利上げもFRB(米連邦準備制度理事会)は考えているといわれており、このトレンドの終焉は当分先であることが予想されます。
そこで我々は追加のユーロ売りドル買いを行うことも考えましたが、それはリスクヘッジができていないと考え、一たん保留しました。次にさまざまな通貨ペアを探しているうちに米ドル/スイスフランを発見しました。
スイス中央銀行の想定以上の利上げにより一時的にフラン高傾向になったものの、それは一時的なもので結果的にはドル高が続いているものと見受けられる日足チャートであり、1ドル=1スイスフランという非常にわかりやすい利益確定ラインがあることも好材料とみて50ロットを買いのポジションで入りました。
前週からの損益 プラス8万5469円
7月15日現在 155万319円
◆ ゆかてぃんのワンポイントアドバイス
今週(7月11日週)のユーロドルは、週初はロシアからドイツに天然ガスが送られるパイプライン、ノルドストリーム1の点検作業が入り、一時的に天然ガスの供給をストップしているのですが、点検が終わってもロシアから天然ガスが送られてこないんじゃないかという思惑が上がり、ユーロは下落しました。
一方、ドルも13日に発表されたCPIが市場予想より大幅に悪く、7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で1%の利上げの思惑が浮上してドル高に進み、ユーロドルは売られる一週間でした。私のように指をくわえて見てるしかない人も多かったと思いますが、その波に乗れていたのはとても素晴らしいです。
米ドル/スイスフランは難しかったですね。テクニカル分析でもパリティ(1ドル=1スイスフラン)を目指しそうでしたが、CPI(消費者物価指数)発表後のドル高をピークにドルの勢いが落ちてきたので、やむを得ないでしょう。しかし、ユーロドルでしっかり利益を出して、トータルもプラスですのでとても良かったと思います。同志社大学の数字を見ると焦る気持ちもわかります(笑)が、トレードに焦りは禁物なので、この調子で頑張ってください!
林檎
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。ファンダメンタルズ分析を基に株式投資を行っており、FXはまだ初心者です。モラトリアム実践中! 経験が浅いFXでは試行錯誤が続くことと思いますが、みなさんに成長していく姿をお見せしたいと思っています! よろしくお願いします!!
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。FXの経験はまだ浅いのですが、この一年を通してさまざまなことを吸収し、成長していきたいと思っています。テクニカル分析に興味があります! 1年間よろしくお願いします!