会話が止まって、話しかける言葉がないとき...このテクは使えます!【尾藤克之のオススメ】

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   聞き上手で乗り切れるのは「はじめまして」だけ! 人見知りの人も、初対面の会話はできるという人も、「出会ってから2度目の会話が難しい」と感じたことはありませんか。なかなか深い会話ができないあなたは『2度見知り』さんかもしれません。

「2度目の会話が続きません」(野口敏著)サンクチュアリ出版

話す言葉が見つからないのはなぜ?

   仕事の場でも出会いの場でもプライベートでも、この本を読んで関係を深める力をつければ、2度目の会話だけでなく、初対面の会話も大きく変わっていくことでしょう。今回は、コミュニケーションをさらに潤滑させるテクニック本を紹介します。

   あなたは、人にさりげなく話しかけられますか? 話しかけられにくい場合は「相手に苦手意識がある」ということ。逆に、話しかけられるというのは「相手に関心がある」ことの表れです。職場で極端に話しかける回数が少ない相手はいませんか? 部長、課長、上司ですか。これは暗に「あなたに興味がありません」「苦手です」を伝えていることと同じなのです。

「『だいぶ暖かくなってきましたね』。このようなやり取りに意味を感じない人も多いと思います。以前なら、『だいぶ暖かくなってきましたね』は相手に好意を伝えている言葉として考えられていました。返事に『そうですね』と返せば、『わたしもあなたに親しみを感じています』を伝えていることと同じ意味でした」(著者)
「このやり取りが、お互いに親しみの橋をかけていたのです。いつか顔見知り程度の人にも自然に『今日は風がきついですね』などと話しかけられるようになりましょう。人に親しみをもって言葉を交わすと、それはあなたの心にも、やさしくあたたかな気持ちを贈ることになるのです。あたたかな気持ちで言葉をかけてみましょう」(同)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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