【100万円増額計画】NOK/JPYで大勝の同志社大、堅実な一橋大とじっくり構える北大【FX大学対抗戦 第6節】

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ウクライナ危機で安全通貨志向は続く(一橋大学 チームMegis)

   今回、私たちはファンダメンタルズ要因も引きつづき考量しつつ、テクニカル分析を重視して取引しました。その理由は、相場が以前のようなわかりやすい傾向を示さなくなってきたことです。以前のような円高一辺倒の傾向ではなく、今週も円高が一時急激に進む場面がみられました。

   こうした比較的難しい状況ではわかりやすいレンジブレイクが表れにくく、私たちが今まで行ってきた方法では取引すべき通貨を見つけられないということもありました。このような状況に対処するために、各種指標から相場観を形成し、レンジブレイク以外の局面でも自信をもって取引することを目標にしました。

◆ 英ポンド/スイスフラン
7月4日時点では上から長期の移動平均線、短期の移動平均線、ローソク足という配置になっていたことから、ポンド安・スイスフラン高が進むと予想しました。MACD(マックディー)線もシグナル線を下回ってマイナス領域にあり、さらにポンド売りが進むと考えられました。
また、ウクライナ問題はいまだ好転の見込みが立たず、安全通貨志向は続くと考えました。結果的に7月6日までポンド安がすすみ、そこで利益を確定することができました。利確した理由としてはMACD線とシグナル線の幅が拡大しなくなり、反発する恐れがあると判断したことです。

◆ ユーロ/ドル
次に取引を決めたのがユーロドルです。こちらも上から長期の移動平均線、短期の移動平均線、ローソク足という配置になっていて、ユーロのドルに対する下落が予想されました。ユーロ安は5日に大きく進み、割とはっきりしたトレンドが現れ始めていました。ユーロが5日に大幅に下落したことでMACD(マックディー)も売りサインを示していました。
また3日に発表された5月の米雇用統計において、非農業部門の雇用者数が伸びは鈍化したものの予想を上回り、利上げに伴う景気冷え込みへの懸念が弱まったとみられたこともユーロ売りを決めた理由のひとつです。8日には6月分の米雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数が予想を大きく上回りました。今後もドル高は続くのではないかと考えられ、指標を重視しつつポジションを持ち続ける見込みです。

◆ 今週の取引

前週からの損益   プラス6万4890円
7月8日現在       146万4850円

◆ ゆかてぃんのワンポイントアドバイス
相場が難しくなって方向性が難しくなったときに、割り切ってテクニカルだけでトレードするのは私もよくします。そこでしっかり収益を取れており、とても良い判断だったと思います。
そして、やはりユーロはもはや景気後退懸念や、なによりロシアから天然ガスが入ってこなくなる恐れなどエネルギー不足問題もあり、インフレも止まらないというところで、かなりネガティブです。米ドルはひたすら堅調な推移なので、ファンダメンタルズから考えてもユーロドルは下方向というところで、パリティ(等価)寸前(片足は突っ込んだみたいです)まで下落してきました。そんな旬なユーロドルを持ち越す判断も良かったと思います。
来週のユーロドル決済報告があるのか、またさらに持ち越すのかわかりませんが、楽しみですね。

◆ プロフィール

R
R
東京医科歯科大学 医学部医学科
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。FXの経験はまだ浅いのですが、この一年を通してさまざまなことを吸収し、成長していきたいと思っています。テクニカル分析に興味があります! 1年間よろしくお願いします!
林檎
チームmagis
林檎
一橋大学経済学部1年
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。ファンダメンタルズ分析を基に株式投資を行っており、FXはまだ初心者です。モラトリアム実践中! 経験が浅いFXでは試行錯誤が続くことと思いますが、みなさんに成長していく姿をお見せしたいと思っています! よろしくお願いします!!
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