きょうは50代のRさんがいらっしゃっています。
「新卒から同じ会社で働き続けています。いわゆる出世街道から外れているので、万年係長といったところでしょうか。どんどん優秀な社員に追い越されていますが、これから別の会社に転職する気もありません。特別なキャリアやスキルはないけれど、仕事を含めたこれからの人生を楽しみたいなと思っています」
同じ環境に長期間いると停滞感を感じるもの
Rさんの先輩たちが定年を迎えていき、社内ではだんだんと年長者へ近づいてきていますよね。20、30代の若い社員達はITスキルも高く、今流行りのIT化やらDX化など率先して、プロジェクトを進めているのではないでしょうか。
このような活躍を目の前にすると、Rさんも「このままじゃ、会社のお荷物になってしまうんじゃないか」「雇用延長したら肩身が狭いかも」なんて不安も出てきますよね。
Rさんのように同じ会社、同じ仕事をしていれば、停滞感を感じるのは仕方のないことです。飽きも出てきますよね。とは言っても、仕事を含めた残りの人生を楽しむためには、充実感が必要だと思います。