「半導体」はまだまだ強い! SCREENホールディングスを狙う【企業分析バトル 愛知工業大学】

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円安の「恩恵」でさらなる業績アップに期待

   2つ目に営業利益の順調な伸びです。2020年度の決算から22年度決算では、営業利益率が3.8倍も改善しており、それに伴い営業利益が126億円から613億円と4.9倍も増えています。

   2023年度の予想をみても、さらに営業利益率が改善し、営業利益も745億円と伸長が見込まれています。

   3つ目に現在の円安相場の恩恵です。スクリーンHDは売上高の80%が海外であるため、円安の恩恵を大きく受けます。そして今期の業績予想は為替レート1米ドル=120円で想定されています。しかし現在(2022年6月27日)、米ドル円の為替レートは1米ドル=135円となっており、このままの水準で円安が続けばスクリーンHDの業績は予想以上に伸びるものと考えています。

   こうした3つの理由から、今回はスクリーンHDを6月22日の始値で、200株を買いました。

SCREENホールディングス(7735)
年初来高値(2022年1月17日)    1万3320円
年初来安値(2022年6月24日)       9290円
株式取得時の株価(2022年6月22日)   9910円
取得株数                 200株

勝 直輝
勝 直輝
愛知工業大学経営学部3年
ふだんはテクニカル分析を使用し、数日間で売買を行うスイングトレードをメインとして行っている。
企業分析バトル(株式投資)大学対抗戦 競技ルール
・月200万円の投資金額を上限に、銘柄(企業)を選び分析するバーチャル投資とする。
・投資対象は、国内上場企業の現物取引。
・株式の売買価格は任意の時間の価格とする。
・競技期間は6か月。順位は、投資した銘柄(企業)の運用・売買で得た6か月の合計の利益額で決める。

学生投資連合USIC 「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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