シングル世代におススメ、東京駅まで30分以内、家賃が安い駅ランキング 2位一之江、3位南船橋...1位は?

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   東京近辺で働く若いシングル世代にとって、家賃が安くて都心へのアクセスがいい駅は格好の狙い目だ。

   リクルートが運営する住宅ニュースサイト「SUUMOジャーナル」(スーモジャーナル)が2022年6月30日、「東京駅まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング2022年」を発表した。それぞれの駅周辺にはどんな魅力があるのだろうか。参考にしてはいかが。

  • 東京駅
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蕨駅周辺、外国人住民が多いダイバーシティー

   東京駅は、言わずと知れた、日本を代表するターミナル駅。そこまでのアクセスが30分以内の駅となれば、通勤・通学には格好の場所となる。「SUUMOジャーナル」では、シングル向け物件(10平メートル以上~40平メートル未満、ワンルーム・1K・1DK)を対象に最新の家賃相場ランキングを作った。トップ3には、埼玉県、東京都、千葉県がバランスよく分散した=図表参照。

(図表)東京駅まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング(SUUMOジャーナルの作成)
(図表)東京駅まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング(SUUMOジャーナルの作成)

   1位は、埼玉県蕨(わらび)市にある蕨駅。蕨市は面積が5.11平方キロメートルで、全国で小さい市。人口は7万3000人で、東京23区を除けば人口密度も最も高い。蕨駅は市の玄関口であるとともに唯一の駅でもある。

   近年は、都市機能の活性化をかかげた「コンパクトシティー」構想が推奨されており、小さな市域の中に40以上の医療機関や保育園、児童館、商業施設などがぎゅっと凝縮している。駅周辺を核に、駅前広場や商業施設、公共複合施設の整備などの再開発も進めている=下の写真参照。

蕨駅のそばにある埼玉県蕨市南町の桜並木
蕨駅のそばにある埼玉県蕨市南町の桜並木

   また、蕨市は、外国人住民が増えており、なかでも在住クルド人が多いことでも知られる。彼らによるお祭りや、地元住民も一緒に参加できる料理教室が開催されるなど、国際交流も盛んだ。海外の珍しい食材を扱う商店を見かけることも少なくなく、ダイバーシティーを体現している街ともいえそうだ。

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