スマホ社会の「弱点」直撃!つながらない人続出! KDDI大規模通信障害が教えた「困った時はお隣さんに電話を借りに行こう」

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「北海道地震大停電で見せたauの温かみよ、再び」

大規模な通信障害にどう備える?(写真はイメージ)
大規模な通信障害にどう備える?(写真はイメージ)

   今回の経験を今後に生かそうと、前向きにとらえる人も少なくなかった。

「20年ぶりに公衆電話を使いました。出張中で移動日、タクシーを呼ばなくてはと、ふと考えたらスマホが使えず...。公衆電話の場所を確認、10円玉の用意を近くのコンビニ買い物のお釣りでして、久し振りの経験でしたね。ある程度の現金の用意はやはり必要だと感じました」
「学校や学童への休みの連絡、病院への連絡ができずに困りました。直接言いに行きました。リスクを考えると、2台目は格安スマホの別会社のものを持っていたほうがよいのかなと勉強になりました」
「古き良き時代とはこのような時に感じる。昔だったら、近所付き合いもけっこうあって、物がなくて困った時は借りに行ったりしていた。今は、電話を借りに行く程度の近所付き合いもないってことか。生命の危機なら、助けを求めれば周りの人が電話ぐらい貸してくれると思う」

   最後に、KDDIの今後に期待する声を紹介したい。

「(2019年8月に)北海道で起きた地震(北海道胆振東部地震)の時、大停電で何日も大変だった時、auは通信無制限にしてくれました。あの時は助かったと思いました。通信障害で仕方がないと言えない重大な事故もありますが、KDDIだけに限らずどのキャリアでも起こり得ること。(KDDIの)今後の対策に期待します」

(福田和郎)

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