スマホ社会の「弱点」直撃!つながらない人続出! KDDI大規模通信障害が教えた「困った時はお隣さんに電話を借りに行こう」

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台風接近なのに、気象観測データが集約できず...

救急車を呼べない事態も起こったという(写真はイメージ)
救急車を呼べない事態も起こったという(写真はイメージ)

   報道によると、今回のKDDIの大規模通信障害によって全国的にこんな被害が続出している。

(1)台風4号が日本に接近する緊急事態のなか、気温や雨量を観測する気象庁の「アメダス」(地域気象観測システム)で、データの一部が取得できなくなった。全国約1300の観測地点のうち約900地点でKDDI回線を使っており、約400地点でデータ取得が不安定になった。

(2)全国的に携帯電話から消防署に電話できなくなり、救急車を呼べなくなる事態が頻発した。

(3)神奈川、山形、沖縄など保健所で、新型コロナに感染して自宅療養をしている人とショートメールの連絡ができなくなり、健康観察に支障が出た。

(4)東京都北区の外科クリニックで外科医と連絡できなくなり、心臓疾患の緊急手術が必要な患者の搬送を拒否した。

(5)日本郵便やヤマト運輸など物流業者の配送システムに障害が出て、顧客に荷物を届けられなくなった。神奈川県の小田急バスではバスの位置を知らせるシステムや運転手との業務無線に障害が出た。

(6)トヨタやスバルなどのいわゆる「つながる車」(コネクテッドカー)で、事故や故障、運転者の病気などの連絡に使う車載通信サービスが使えなくなった。セコムのセキュリティーサービスシステムにも障害が出た。岐阜、愛知、三重県など中部地方の銀行ではATMがストップした。

(7)北海道で登山中に遭難した人の携帯電話(au)が警察とつながらなくなり、LINEで友人と連絡、救援隊を呼ぶことができた。

などなどだ。

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