「この会社に転職して本当によかった!」 心の底から大切な人にススめたい企業トップ30社...自由な風土の会社が続々ランクイン

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   「ああ、この会社に転職して本当によかった~!」。心の底からそう思えて、友人にもぜひススめたい企業はどこか――。

   転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「Open Work」を運営するOpen Work働きがい研究所が「周囲にすすめたい転職先企業ランキング」を、2022年6月29日に発表した。

   コロナ禍の打撃から経済回復を急ぐなか、労働市場は人手不足もあり、各企業とも優れたスキルを持つ人材の確保に懸命だ。転職を考えているアナタ、参考にしてはいかが。

  • 転職してホントによかった(写真はイメージ)
    転職してホントによかった(写真はイメージ)
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上位10社のうち9社、ITとコンサル会社

   「Open Work」は、社会人の会員ユーザーが自分の勤め先の企業や官庁など職場の情報を投稿する、国内最大規模のクチコミサイト(会員数は約450万人、2021年12月時点)だ。「待遇の満足度」「20代成長環境」「人材の長期育成」など8つの項目に0~10点で答えて評価、コメントする仕組みだ。

   今回の調査は、Open Workにクチコミ投稿した会員のうち、中途入社者に限定して自分が勤める会社を評価したレポート約30万3000件をもとに行った。基準はたった1つ、「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思うか」を、0~10点で評価するというもの。つまり、「友人・家族」として大切な相手に心の底から入社をススめたいか、というアツイ思いが込められたランキングなのだ。

   その結果、1位に米国の巨大IT企業のFacebook Japan、2位にグーグル、3位に日本のエンジニア専門派遣会社リツアンSTC、4位に日本を拠点とする多国籍のITコンサルティング会社ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ、5位に米国のコンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社がランクインした。

   また、6位に米国のクラウドコンピューティング会社ヴイエムウェア、7位に米国のコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン、8位に米国の図面作成ソフトウェア開発会社オートデスク、9位に日本のコンサルティング会社ライズ・コンサルティング・グループ、10位に日本のインターネットメディアのユーザベースという結果になった=図表参照

(図表)周囲にすすめたい転職先企業ランキング(OpenWork 働きがい研究所作成)
(図表)周囲にすすめたい転職先企業ランキング(OpenWork 働きがい研究所作成)

   トップテンのうち6社が外資系企業だが、IT系企業とコンサルティング会社が3社ずつ独占した。日系企業も4社入ったが、こちらも2社がコンサルティング会社、1社がIT系企業、残り1社だけが人材派遣という顔ぶれ。いずれも個性的な企業が並ぶ。

   たとえば、3位のリツアンSTCの本社は静岡県掛川市だ。ロケット、航空機から自動車まで、あらゆる分野のエンジニアに特化した人材派遣会社で、ソフトバンク、ホンダ、KDDI、ヤマハ、楽天などの大手企業と取引をする。「ピンハネ屋なんて言わせない」を志向するなど、マージン率を公開、業界ナンバーワンクラスの給与水準を誇る。

   10位のユーザベースは2008年創業で、ソーシャル経済メディアの「News Picks」や経済情報サービスの「SPEEDA」などを提供する情報関連企業だ。同社はミッションを「経済情報で、世界を変える」としており、勤務時間の制約や出社義務がなく、服装も自由だ。

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