コロナからのリバウンド的なビジネスチャンスの気配が出てきました。
たとえば、インバウンド関連作業。2022年5月5日に岸田文雄首相が英ロンドンで6月以降の外国人観光客受け入れを表明して以降、大幅に予約数が増加。円安も海外観光客の訪日意欲をあげる大きな要因になっています。
コロナ明け需要に期待も、以前と同じではない...
欧米に限らず、アジアの国々からも訪日観光客がやってくるのは間違いないでしょう。あるいは、飲食業でも予約状況がピーク時の7割から8割程度まで回復してきていると、大手チェーンの代表が話してくれました。ここまで2年以上も厳しい状況が続いたので、ここから反転といきたいところですね。
ただ、リバウンドはするものの、同じようにするわけでもないようです。
インバウンド関連でもLCCでやってきて爆買いする観光客というよりは、富裕層が高級旅館で滞在を楽しみたい層が対象になるようで、こうした観光客に対応するために対策を練る必要がありそう。
たとえば、アクティビティーと呼ばれる、魅力的なオプショナルツアーの準備とか、アテンドのできるガイドの育成が必要。リバウンドでビジネス的な潤いが誰でも享受できるわけではないかもしれません。アフターコロナの世界を想定して、変革に取り組むことが重要なのでしょう。