「健康の守り神」ウェアラブル端末の普及度は? 使い方は? Apple Watch、スマートウォッチ型、スマートバンド型で比べてみると...

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ウェアラブル端末別、それぞれ微妙に異なる使い方とは?

ジムで筋トレに励む男女
ジムで筋トレに励む男女

   ところが、それぞれのウェアラブル端末別に利用している「機能のランキング」を見ると(複数回答可)、面白い結果が出た。 Apple Watch利用者は「スマートフォンと連携して通知などを見られる機能」(71.3%)と最も多く、「ウォーキングやランニングの記録してくれる機能」(56.7%)が2位となった=図表5参照

(図表5)3つのタイプ別ウェアラブル端末で使っている機能ランキング(MMD研究所の作成)
(図表5)3つのタイプ別ウェアラブル端末で使っている機能ランキング(MMD研究所の作成)

   しかし、スマートウォッチ利用者とスマートバンド利用者の1位は「歩数を測定できる機能」(それぞれ74.0%、78.0%)だった。しかも、スマートバンド利用者の2位には「睡眠の質を測定してくれる機能」(68.0%)が浮上した。「睡眠の質」に関しては、Apple Watchでは上位5位には入らない。代わりに、「決済できる機能」5位に入っている=再び、図表5参照

   オフィスでのビジネスの場でも活用できるApple Watch、24時間就寝時でも体調を知ることができるスマートバンド、両者を合わせた機能を併せ持つスマートウォッチ......。それぞれ、自分に合った使い方をしている様子がうかがえた。

   調査は2022年4月4日~4月7日、18歳~79歳の男女1万5000人を対象にインターネットで予備調査を行い、ウェアラブル端末を持っている人を中心に本調査を行った。

(福田和郎)

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