ウクライナ危機で上がる株 注目したのは重工業! 日本製鐵【企業分析バトル 北海道大学 FiNaancier】

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キャッシュフローに注目! 高まる今期への期待

   次に注目すべきポイントは、2021年度のキャッシュフローです。大幅な資産圧縮に加え、過去最高益による営業キャッシュフローの増加によって今年度のフリーキャッシュフローは前年度から2000億円超の大幅な増加となっています。そして投資キャッシュフローの欄でも5400億円の設備投資を行い、カーボンニュートラル関連の設備や技術開発に大きく力を入れています。このキャッシュフローからも、今年(2022年)度の決算への期待が高まります。

   今回の通期決算でかなりの好調ぶりを見せたため、次回の第1四半期の決算で通期業績予想がさらに引き上げられれば株価もさらに上がると期待できそうです。

   以上の投資判断をもって、6月1日終値で900株を購入したいと思います。

日本製鉄(5401)
年初来最高値(2021年9月14日)  2359円
年初来最安値(2021年11月30日) 1700円
購入時の株価(2022年6月1日)   2211.5円
取得株数              900株

あきぞーんこーのー
あきぞーんこーのー
北海道大学総合教育部1年
株式投資をするためには自分が投資する企業を知る必要があるが、機会がなければ分析方法を勉強することはなく......。そんな時に、このような機会に出会えていただき、諸手を挙げて賛歌/参加させていただきました。出場するからには、全力で頑張りたいと思います。
中島 脩(なかじま・おさむ)
中島 脩(なかじま・おさむ)
北海道大学総合教育部総合文系1年
もともと大学生で起業をしようと志していたものの、企業や経済を理解していなければそもそも起業どころではないと気付き、金融研究会に入会。株式投資は未経験。これを機に触れてみたいと思っています。趣味はデパ地下めぐり、西洋芸術鑑賞。好きなものは肉。まだ初心者ですが、精一杯頑張ります!
企業分析バトル(株式投資)大学対抗戦 競技ルール
・月200万円の投資金額を上限に、銘柄(企業)を選び分析するバーチャル投資とする。
・投資対象は、国内上場企業の現物取引。
・株式の売買価格は任意の時間の価格とする。
・競技期間は6か月。順位は、投資した銘柄(企業)の運用・売買で得た6か月の合計の利益額で決める。

学生投資連合USIC 「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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