メキシコペソ、南アランドで勝つ!(一橋大学 チームmagis)
◆メキシコペソ円で買いのポジションを持った理由
全体的に各通貨ペアにおいて円安傾向であったが、特にメキシコペソ円は日足チャートで見たときにレンジ突破傾向にあった。第一にテクニカル分析によって購入を検討した。また、メキシコペソは政策金利が非常に高く、スワップポイントを見越した購入でもあった。
メキシコは産油国であり、さまざまな資源を持つ国なので資源国として今日のエネルギー事情を加味すると、これからの上昇も見込めた。ウクライナ情勢で資源高が加速するなか、産油国というのは強い。上海のロックダウン解除も石油の需要拡大の要因となり得る。
また現在、米国景気は悪いとの評価が高いが、CPI(消費者物価指数)、ISM製造業総合景況指数などを考えると決して悪くなく、需要の底堅さから景気の上昇が見込める。メキシコペソは米国経済の動向に正の比例関係があることからも購入を検討。これらのファンダメンタルズ分析を考慮して購入した。
◆ドル円での取引理由 南アフリカランド円もメキシコペソ円も日足で見ていたので五分足でのテクニカル分析での購入をしようと、ISM製造業総合景況指数発表時に取引を開始したが、早々に損失が970円出てしまったので撤退した。
◆南アフリカランド円での買いのポジションを持った理由
テクニカル分析において南アフリカランド円もメキシコペソ円と同様に日足でのレンジを突破しようとしていたので逆指値注文によって購入を検討。南アフリカは金やダイヤモンド、石炭の産出国であり、これらの資源は現在上昇傾向にある。
上海のロックダウン解除で石炭需要が見込めたことも要素。ロシアの石炭が世界的に輸出困難になるなか、石炭を産出することは大きい。しかし、経常赤字やCPI(消費者物価指数)には注視しなければならない。また南アフリカランドもスワップポイントが大きい。これらがファンダメンタルズ分析での検討だ。
100万円からの損益 プラス20万8465円
6月3日現在 120万8465円
◆ゆかてぃんのワンポイントアドバイス
いきなり1週間で利率20%超はすさまじく素晴らしい数字ですね。お見事です。
ファンダメンタルズによる分析もしっかりと情報収集をされており、基礎を抑えたトレードと言えると思います。メキシコペソ円、南アランド円はアセンディングトライアングルの上抜け、そしてファンダ状況を考慮してロングで取りに行き、確度の高いところでロットを張れていて良いと思います。
ドル円に関しては、タイミングが惜しかったですね。3日に雇用統計があり、そこの材料待ちの相場でもあったので少し難しかったかもしれませんが、前の週の高値128円付近を上抜けしたあたりで気付いていたら取れたかもしれませんね。
しかし、素晴らしい成績でした。
林檎
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。ファンダメンタルズ分析を基に株式投資を行っており、FXはまだ初心者です。モラトリアム実践中! 経験が浅いFXでは試行錯誤が続くことと思いますが、みなさんに成長していく姿をお見せしたいと思っています! よろしくお願いします!!
一橋大学投資サークルTOWALYに所属しています。FXの経験はまだ浅いのですが、この一年を通してさまざまなことを吸収し、成長していきたいと思っています。テクニカル分析に興味があります! 1年間よろしくお願いします!