誤算だらけのメーガン妃?! 現地メディア報じる...エリザベス女王「ツーショットはありえない」発言(井津川倫子)

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メーガン妃、なぜこのタイミングで娘の写真を公開?

   ルイ王子の人気ぶりに、複雑な思いを抱いていると推測されるのが、メーガン妃とハリー王子です。式典に合わせて久しぶりに英国に帰国した夫妻でしたが、凱旋帰国とはほど遠く「誤算だらけ」だったと、複数のメディアが報じています。

   バッキンガム宮殿のバルコニーなど、華やかな「舞台」への登場はことごとく「却下」されてしまった夫妻。唯一の公式セレモニーとなったセント・ポール大聖堂での感謝礼拝では、沿道からブーイングが浴びせられたばかりか、他の王室メンバーから明らかに「避けられて」いて、「nobody would speak to them」(誰も彼らと会話しようとしなかった)とまで報じられています。

   さらに、夫妻にとって最大の「誤算」は、ちょうど1歳の誕生日を迎えた愛娘リリベットちゃんとのツーショット写真を、エリザベス女王から拒否されたことでしょう。米国生まれのリリベットちゃんと初対面したエリザベス女王でしたが、ひ孫とのツーショット写真については、「no chance」(ありえない)と却下したとのニュースが現地メディアを賑わせています。

   メーガン妃とハリー王子には、米メディアのカメラマンが同行していたとの報道もあり、撮影した写真をネットフリックスや米テレビに流して、夫妻の「ビジネス」に利用されることを女王側が強く懸念した結果だと言われています。

   それでも、「ツーショット却下事件」に懲りて、おとなしくしていないのがメーガン妃です。英国から帰国早々、リリベットちゃんの写真をいきなり公開して、世間を騒然とさせました。

   なぜこのタイミングで、これまで公開していなかった愛娘の写真を公開したでしょうか......。一説によると、同じくエリザベス女王にとってひ孫のルイ王子が世界的なアイドルになったことで、メーガン妃のライバル心を刺激してしまった様子。

   英王室の「戦い」は世代を超えて、ひ孫同士の「戦い」に発展してしまうかもしれません。

   それでは、「今週のニュースな英語」は、「steal the show」(人気をさらう)」を使った表現を紹介しましょう。すばらしいパフォーマンスを称える表現で、ビジネスの場面でも使います。

She stole the show with her performance
(彼女は演技力で人気をさらった)

You stole the show
(すばらしいできばえだったよ)

Your presentation stole the show
(君のプレゼンで、話題をさらったね)

   報道によると、「主役」になれなかったメーガン妃夫妻は、急遽予定をキャンセルして早々に英国を後にしたとか。残念なことに、一発逆転を狙った愛娘の写真公開で夫妻の人気が回復した気配は見受けられず、「ひ孫対決」はルイ王子に軍配が上がっているようです。

(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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