プロ投資家限定、未上場株をPTSで売買
また、関連するニュースとして、金融庁が機関投資家などのプロの投資家限定で、取引所を介さない私設取引システム(PTS)を使って未上場企業の株式の売買を可能にする方針を示したことも、おもしろいと思います。
未上場株は、文字どおり証券取引所に上場(公開)していない株式で、会社の許可なく譲渡することができません(会社法上の譲渡制限付き株式)。市場に流通していないので、個人では買うことが難しいわけです。
その一方、スタートアップを含む未上場株の取引が活性化すれば、より多くの企業の資金調達に資することになります。さらには株式公開(IPO)を目指す企業が増えてくることも見込めます。今後のパフォーマンス向上に向けて、こちらも注目すべきニュースかなと思います。
では、また!
(馬医金満)