どこでも使えるスキル、キャリアを求める就活生
リーディングマークでは、今回の結果について、
「学生が企業を選択する際に重視する項目として、2011年の調査後初めて『将来のキャリアへの良い関連性』が2位にランクインしました。自身のキャリア形成をより意識して企業を選択する傾向が強まることが考えられます」
「自身のキャリアを中長期的に考える学生が増えていることがうかがえます。入社後、自分を高められるような仕事内容や社内のキャリアステップがあるか、社外でも生かせる汎用的なスキルが身につくのかなどの点を学生が重要視することが予測されます」
という見方を示している。
調査は、2022年2月21日~3月10日の期間、リーディングマークが主催した企業の合同説明会の参加者やウェブアンケートによって、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学の計12大学を対象に行われた。2146名(文系58.5%、理系40.2%、その他1.3%/男性73.7%、女性26.3%)が回答した。
(福田和郎)