国内経済じわり回復へ 円売り傾向、インバウンド需要に期待(5月30日~6月3日)【株と為替 今週のねらい目】

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   新型コロナウイルスの感染拡大防止策として外国人旅行者などへの水際対策が2022年6月から緩和される。東京都も「リバウンド警戒期間」を終えたことで、観光名所には人出が戻り、人数制限が撤廃された繁華街の飲食店にも仕事帰りのサラリーマンらの姿が戻ってきた。

   海外でも、ゼロコロナ政策でロックダウンが続いていた中国・上海市が、6月から企業の生産活動と市民生活を全面的に正常化すると発表。中国経済の底打ちに期待感が高まる。円安がインバウンド需要の回復を後押しするか?

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 中国・上海市も6月から企業の生産活動や市民生活を正常化する
    中国・上海市も6月から企業の生産活動や市民生活を正常化する
  • 中国・上海市も6月から企業の生産活動や市民生活を正常化する

東京株式市場 米国株回復が日本株を後押し

日経平均株価予想レンジ:2万6500円~2万7300円

2022年5月27日(金) 終値 2万6781円68銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、レンジ内のもみ合いか。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、2週連続で上昇した。米国の景気後退懸念が薄らぎ、米長期金利が低下したことで、米国株が回復基調になった。それにより、日経平均株価も小幅ながら上昇した。

   今週の日経平均株価は、レンジ内でのもみ合いとなりそうだ。日経平均株価は2万7000円に近づくと上値の重い展開となっており、2万7000円をきれいに上抜けるかが、大きなポイントとなりそうだ。

   米国株が回復傾向にあることも、日経平均株価の上昇を後押ししそうだ。ただ、依然として米国や中国の景気後退懸念は根強い。今週は米国の重要な経済指標が多く発表されるため、注意が必要だ。

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