「業務スーパー」のほか外食や太陽光発電も
神戸物産は「業務スーパー事業」「外食・中食事業」「エコ再生エネルギー事業」「その他」のセグメントで事業を展開しています。
神戸物産は2013年、クックイノベンチャーを連結子会社とし、子会社のジー・テイスト(東証スタンダード。現・焼肉坂井ホールディングス)を通じて「平禄寿司」「村さ来」「肉匠坂井」などの外食事業を傘下で展開していました。しかし、2020年6月にクック社を売却し、関連する連結子会社11社を連結範囲から外しています。
これを受けて、「神戸クック事業」として展開していた「神戸クック・ワールドビュッフェ」「馳走菜」、その他事業として運営していた焼肉事業「プレミアムカルビ」を再編し、2021年10月期は新たに「外食・中食事業」としています。
また、「エコ再生エネルギー事業」として、全国各地に太陽光発電所17か所、木質バイオマス発電所1か所を稼働して電力を販売しています。
2021年10月期のセグメント別売上高(報告セグメントのみ)および同構成比は、業務スーパー事業が3570億円で98.1%、外食・中食事業が40億円で1.1%、エコ再生エネルギーが27億円で0.7%でした。
セグメント利益は、業務スーパー事業が1074億円でほぼすべてをあげ、エコ再生エネルギー事業は4.8億円。外食・中食事業は4.5億円の赤字でした。