ノートや手帳、使いこなせなければ宝の持ち腐れ
日本に手帳が日本に上陸したのは、幕末と言われています。さらに、当時の大蔵省印刷局が、フランスの日記簿を参考に、携帯用の「懐中日記」を発行します。これは、ポケットなどに入れて持ち歩けるような小型の日記帳で、初の国産手帳と言われています。
いまではノートや手帳は、「スケジュールを管理するもの」ではなく、TODO(タスク)リスト、年間目標、ライフログ(生活記録)、日記、家計簿、健康管理などに使っている人もいます。個人一人ひとりが、「自分は何がしたいのか」を自問自答しながら、自己管理する時代に入ったのです。
しかし、せっかく手帳をゲットしても、使いこなせていなければ宝の持ち腐れです。そうならないように、ちょっとした工夫を加えてみましょう。本書を読むことで、そのようなヒントが見つかるかもしれません。
(尾藤克之)