注目の「チャレンジZEV2030プロジェクト」とは?
公益財団法人東京都環境公社は、電動バイクメーカーのaidea株式会社と共同でブースを展開。「チャレンジZEV2030プロジェクト」について、パネル展示による詳しい説明が行われていた。このプロジェクトの正式名称は、「ゼロエミッション・ビークル普及拡大連携プロジェクト」。ZEV(ゼブ)とはZero Emission Vehicleの略だ。
その狙いとして、東京都は『CO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、都内で新車販売される乗用車を2030年までに、二輪車は2035年までに100%非ガソリン化』を目指す取り組みを実施中(東京都地球温暖化防止活動推進センターホームページより)。今回の出展もその一環の取り組みだ。
上記写真のaidea社の「AAカーゴ」も電動であり、走行にガソリンを必要としない。そして、「AAカーゴβ8」は都の「電動バイクの普及促進事業」の補助金が受けられる車両で、国の「CEV補助金」と合わせると最大40.2万円の購入補助金が受けられるという。
aidea社によると、AAカーゴは日本マクドナルド社やDHL社などでも採用が進んでおり、写真の通り女性でも足をそろえて乗りやすく、幅広いユーザーが利用する法人用途でも運用しやすい乗り物だという。
なお、「AAカーゴ β8」は、2022年1月に国土交通省による型式認定を受けており、aidea社は国内第5のバイクメーカーとなった。同社では、よりいっそう信頼性の高いモノづくりに邁進していくという。
同社によると、AAカーゴを試乗してみたいときは、電話またはメールで予約のうえ、赤坂ショールームに行けば手配可能だという。補助金の申請方法などについても説明が受けられるそうだ。